あるものを活かす経営

あるものを活かす経営の研究会を始めて5ヶ月が経った。

世界の高収益企業、3Mの記事を読み、3Mを取り上げた本を読んだ。 日本的な経営の特徴が見えてきた。中小企業や零細企業、個人経営にも使えることがあると思ったのが、この研究会を始めるきっかけになった。

企業の規模に関わらず、使えることの共通点は2つある。 一つは、顧客と一緒に商品開発すること。もう一つは、社員の力を活かす事。

商売をしている以上、顧客はいる。その顧客と何が必要か話し合う事だ。話し合う中で必要なものが見えてくる。まだ世の中にない物なら、新しい市場が生まれることになる。顧客と話し合う事は商売の原点といえる。

社員がいる場合は、その力を活かす事だ。アルバイトやパートで働いている人も同じだ。一人で考えるよりも違う視点があるからだ。持っている能力もまた違う。それを活かすときに相乗効果が生まれる。組織を作るのはその力を活かすためだ。組織の原点である。

顧客を活かす、今いる社員の力を活かす、この2点は当たり前の事でもある。当たり前だから、どの経営にも活かせる。そしてこの2点は、その企業にしかない特徴を持つことになる。顧客も違えば、社員も違うからだ。

そして、もう一つ、活かすことがある。経営者自身だ。 これが最も重要な事だ。経営者が持っているもの、そのエネルギーだ。

あるものを活かす。この視点は大きい。 企業には「あるもの」がいくらでも存在する。あるものの塊だ。

経営の再生も、ここから始まる。