ヒトの遺伝子は互いに助け合いながら成長するように設計されている

「ヒトは本来助け合う生き物として進化してきた。」


ここにあった・・・


進化生物学者長谷川眞里子さんの言葉として紹介された一節だ。

令和2年10月、致知9月号を読み返している時に、遺伝子研究の権威である村上和雄名誉教授の連載記事の中にあった。この言葉を見つけて、自分が長年考えていたことに確信を持つことができた。

私はある時から、経営に競争を持ち込むことに疑問を感じ始めた。

あらゆる仕事、あらゆる経営、あらゆるヒトは協力を土台に組み立てると、
自然の摂理に沿います。

最もエネルギーが少なくてすみます。


長谷川眞里子氏の研究から

長期的に付き合いが続く場合では、協力行動が進化することが明らかになった。

経営は顧客との関係が長く続くことが成長発展していく要因である。

つまり、経営は、遺伝子の働きに沿った、自然な行いが最も発展成長するということだ。